2013年2月15日金曜日

デジタルカメラの性能。撮影素子、レンズ

デジタルカメラの性能。撮影素子、レンズ

デジタル一眼を比較してみるブログ
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それでも、これだけいろいろなカメラやレンズをテストしていると基本的な傾向が分かりまして、センサーサイズに対してレンズ大きめなカメラが写りの良い傾向 というのは、もはや間違いありません(コンパクト機に限らずデジタル一眼でもそうです)

ですので、今回の機種ですと画素数が多くセンサー大きな RX100 も確かに写りは良いのですが、レンズ収差的にはセンサーサイズの割にレンズのより大きな P7700 や XZ-2, LX7 などの機種が絞り開放側から写りの良い傾向で、センサーサイズの割にレンズがそれほど大きくない RX100 や S110 は写り的には少し落ちるということになります。

ただ、センサーサイズを無理せず、レンズの方を豪華にするという方向性にも限界があり、特にセンサー小さなコンパクト機ですとそろそろ回折による小絞りボケの影響も無視できず、これ以上画素ピッチを細かくしても回折を起こさないF値ということで、さらにレンズを明るくかつ収差を抑えるのも無理があります。

ですので、これ以上の解像を望むのであれば RX100 の様によりセンサーを大きくして、レンズの方はさらに大きなレンズを乗せるか、もし無理に小型化するのであればレンズ収差に関しては、デジタル一眼の様に絞りを絞って抑えるという方向性しか残されていないように思われます。

もちろん、センサーを大きくするとどんなに頑張ってもレンズ側が巨大化しますので、今以上の大きさのレンズ一体型コンパクト機になります。

そうなると、もはやコンパクト機とも言えなくなりますので、この程度の大きさのカメラであれば写り的にはそろそろ限界に近いとも言えそうです。

考えようによっては、これらレンズが豪華な1/1.7インチ機はもはや究極に近いレンズ搭載ということで、ある意味お勧めなのかもしれませんね。

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